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ファスナーが動かない!閉まらない!ファスナートラブルシューティング

ファスナートラブルシューテング

ファスナートラブルを解決する方法

ファスナー噛んでしまった!閉まらない!とき困り果ててしまいますよね。
特にまだ気に入って使ってたのにファスナー故障・・・という経験をした方は多いのではないでしょうか。
修理に出すと数千円と結構値段がしてしまう。修理代って新しいものが手に入るわけではなく高く感じてしまいますよね。

今回はファスナーのトラブルシューティングをまとめました。

自力で修理が出来れば無料です。
本体の生地やファスナーを傷つけないように慎重に行いましょう!

ファスナー各部名称

上耳 テープの上
上止め 上にスライダーが抜けないように
スライダー ムシをかみ合わせたり離したりするパーツ。引手も含まれます。
引手 手で持つところ
ムシ 凹凸が並んだ歯の部分 スライダーを上下することでかみ合ったり離れたりします。
テープ ムシと生地をつなげるようにするためのテープ。
下止め 下にスライダーが抜けないようにする
下耳 テープの下

ファスナーにはムシが金属製とプラスチック製のものがあります。
金属性は加工がしやすいですが、プラスチック(樹脂)製は加工がしづらい性質です。力を加えてしまうと割れてしまうことがあります。

スライダーが生地を噛んでしまった場合

スライダーに生地が挟まってしまった!ほとんどの人が経験あるファスナーのトラブルではないでしょうか?
こんなときは、逆方向にゆっくり戻します。

生地が取れない時は、ムシのほうに生地を当てながら開いたすき間から生地をゆっくり引き出します。
引き出せない場合はマイナスドライバーをスライダーのすき間に入れ生地を引き出してみてください。

ファスナーが閉まらないとき

スライダーを動かしてもファスナーが閉まらないときは、スライダーまたはムシが変形している可能性があります。
スライダーが変形しているときは、布で傷つけないようにスライダーを包みペンチでスライダーの上下を挟み少し押さえます。
ムシが変形しているときは、変形しているところをペンチで直しましょう。

スライダーが動かないとき

スライダーがテープを噛んでしまっている可能性があるのでテープを軽く引っ張りスライダーを動かしてみてください。

改善できない時は修理や部品交換に出すことを検討しましょう!
お気に入りの本体を傷めてしまっては努力が無駄になってしまうので、修理・交換の金額、故障した物の使用頻度などを考えて決めましょう!修理・交換を出す時の注意点として、以前と同じ状態で戻ってくるとは限らないところです。仕上がりはどうなるかを確認しましょう!

修理の金額は業者によって様々ですが目安をまとめてみました。

ファスナーを修理して直す

  • ファスナーの取手が取れてしまった
  • ファスナーを閉めても開いてしまう
  • ファスナーを閉めたとこが開く

このような時は交換ではなく修理で直せる可能性あり。

料金は交換より安いです。下記の通り。

ジーパンやズボン・スカート、ポケットなど1000円前後

ブルゾンやダウン、ブーツやバッグなど2000円前後

ファスナーを交換したいとき

修理で直せない場合はファスナー交換になります。
料金は下記の通り。

ジーパンやズボン、スカートなどは2000円前後

ブルゾンや財布・バッグは4000円〜8000円くらい

いかがでしたか?
今回はファスナーのトラブルシューティングについてまとめました。
トラブルがあったとき解決方法を知っていると時間の無駄にならないので、
悩まず行動できます。
今後もこのようなお悩み解決の発信もしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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