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並縫いの縫い方と、綺麗に丈夫に縫うコツ

並縫いが縫われている白い布

入園入学のレッスンバッグまたはポーチやインテリア用品のカバーを作りたいけど、どんな縫い方をすればいいの?という方に基本の手縫いの縫い方を説明します!

「手縫いで縫うとほつれやすそう」という不安な気持ちはありませんか?
並縫いにひと工夫することで手縫いでも丈夫に縫うことが可能になります。
どんな方法かというと、縫い始めと縫い終わりを返し縫いをします。
玉結びだけでは布を通り抜けてほつれてしまうこともありますが、
そういった心配なく丈夫な縫い止めが出来ます。

手縫いでも丈夫な制作物がをつくることが可能になります!

並縫いの縫い方をおさらいしよう!

必要な道具

縫い針

縫い糸

基本の並縫いの縫い方

玉結びしてひと針刺す

針でひと針縫うところの白い布

縫うスピードを上げたいときは数針まとめて縫うと早く縫えます。

白い布を針で連続ふた針すくっている
並縫いの縫い目

縫い始めと縫い終わりの返し縫いのやり方

縫い始めと縫い終わりに水色の糸で返し縫いをした白い布

縫い始めと縫い終わりは返し縫いをすると縫い止めがしっかり出来ます。

縫い始めの返し縫いをする方法

ひと針さして、ほぼ同じところをひと針さします。

水色の糸を通した針で縫い始めの返し縫い1針目をし、2針に針をさしている白い布

もうひと針します。

水色の糸を通した針で縫い始めの返し縫い2針目を終えて、3針目に針をさしている白い布

あとは、縫い終わりまで通常の並縫いを縫っていきます!

縫い始めの返し縫いをする方法

ひと目戻ったところでひと針します。

水色の糸を通した針で縫い終わりの返し縫い1針目をし、2針に針をさしている白い布

もうひと針します。

水色の糸を通した針で縫い終わりの返し縫い2針目を終えて、3針目に針をさしている白い布

縫い始めと縫い終わりを返し縫いすることで、手縫いでもほつれにくくなります。

並縫いよりさらに頑丈に縫える本返し縫い・半返し縫いのやり方を知りたい方は、「本返しと半返しの縫い方|手縫いを頑丈に縫う方法」こちらの記事をどうぞ。

返し縫いと本返し縫いが青い糸で縫われた白い布
参考本返しと半返しの縫い方|手縫いを頑丈に縫う方法

こんな疑問にお答えします。 裁縫初心者さんでも大丈夫です!読んでいけば、手縫いで縫うことが出来るようになります!手縫いでポーチやバッグなど制作も可能ですよ。 返し縫いは、糸を重ねて縫うことで強度を出し ...

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並縫いとぐし縫いの違いは?

ぐしぬいと並縫いの方法の違いはひと針の幅が違うだけです!

ぐし縫いはギャザー寄せが出来る方法です!

ぐし縫いのやり方

ぐし縫いはひと針2mmくらいの針目で縫います

針に水色を糸をつけ、ぐし縫いをしている白い布
水色の糸でぐし縫いを18目縫った白い布

糸を引っ張るとギャザー寄せが出来ます。

ぐし縫いの終わりの糸を引っ張りギャザー寄せをした白い布

並縫いを綺麗に縫うコツは

並縫いをまっすぐきれいに縫うと仕上がりがきれいになります。
きれいに縫うコツとは?

並縫いをまっすぐ縫った白い布

布をたるませない

布はピンと張った状態にするときれいに縫えます。
布がゆるくへなっていると、針を指す位置もずれてしまったり思うようにぬえません。

布を張るために、かけはり、くけ台という道具があるので気になる人はチェックしてみてください。

針さす高さ揃える

針さす高さが違うと、縫い目が上にゆがんでしまったり下にゆがんでしまったりして汚くみえてしまします。

布の横糸を意識して縫うとまっすぐ綺麗に縫うことができますよ。

縫い目は等間隔を意識

縫い目の幅もバラバラで縫ってしますと、見た目がイマイチということも。

並縫いはひと針は4mm〜5mmくらいの針目で等間隔ぬ縫うと綺麗に仕上がります!

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