ブランケットステッチは布端の縁かがりに使えるステッチです。
切りっぱなしのニットの縁かがりをすることで好みのニット生地でブランケットを作ることが出来ます。
布端を三つ折りにしてブランケットステッチをすることで、ランチョンマットやコースターを作ってもいいですよね。
フェルト2枚を重ねて縫い合わせることで、人気のフェルトマスコットづくりに活躍します
また、手縫いでバッグなど作るときにミシンのジグザグ縫いの代わりにブランケットステッチで端の糸ほつれを予防することも出来ます。
目次
ブランケットステッチの1枚布の刺し方
必要なもの
- 刺繍針
- 刺繍糸(今回は4本どり。好みや布の厚さや大きさで決めてOKです。)
ニットにブランケットステッチするときは毛糸を使ってもいいです。
ブランケットステッチ 縫い始めのやり方
布端のところに針を出します
同じところに針を刺します。
針に糸をかけます。
ブランケットステッチの基本のやり方
縫い始めから間隔をとって針を刺します。
針に糸をかけます。
糸端をを引っ張ります
間隔を開けて針を刺し、針に糸をかけます。これを繰り返します。
ブランケットステッチ角の刺し方
ブランケット1ステッチ分の間隔が空いた状態にする。
角までくるまでにバランスを考えてステッチしていきましょう!
1つ前のステッチと同じところに針を入れ、針先は角に向けてブランケットステッチをする
もう一回同じところに針をいれ、針先は角から1ステップ先に向けてブランケットステッチをする
角に糸がかかるように整える
縫い終わりのやり方
1枚布のブランケットステッチをするとき、縫い終わりの処理に迷ってしまったという方も多いのでは?
2枚でブランケットステッチするときは、布の間に玉止めを隠すことが出来ますが、1枚布の場合は出来ません。
1つの方法として参考になればと思います。
縫い始めの上の横糸に針を後ろから通す
縫い始めの縦糸の上のすぐ左横の布に針を入れる。
縫い初めの縦糸に横断させて止める感じ。
玉止めをする。
ブランケットステッチ きれいに縫うコツ
幅高さを均等にする
チャコペンで均等な幅・高さのところに目印を書いておくときれいに揃います。
糸を引きすぎない
糸を引きすぎると、布がぎゅっと波をうって形・サイズが変になります。
引っ張りすぎず、ゆるくなりすぎない。ちょうどよく引っ張りましょう!
三つ折りの縫い方
玉止めをして、布の角に針をさし、玉止めを隠します
表から針を入れ、糸をかけます
ここからは基本のブランケットステッチをしていきます。
ブランケットステッチ以外の縁どりのステッチを知りたい方はこちらの本は参考になると思います。
いろんな縁かがりの仕方がわかります。
ビーズを刺繍に組合わせたい方にオススメです。
ブランケットステッチは基本の縁かがり方法です。インテリア用品や小物やハンカチなど幅広く活用出来ます。
デザインとしても楽しめます。簡単なのでスキマ時間に挑戦してみてください。