薄手?厚手?どの生地の適しているの?
接着芯 キルト芯 ドミッド芯どうやって使い分けるの?
縫い代も貼って大丈夫? 綺麗に貼るコツは?
接着芯貼った後洗濯して良い?
こういった疑問にお答えします!
接着芯の使い方は?型くずれ防止や補強のため
- 綺麗なシルエットをつくる
- 洗濯による型くずれや着くずれを防ぐ
- 伸びる、動きやすい布やカーブなどを縫いやすくする。
- 厚さや硬さを与えて補強する。(小物だとバッグやポーチ)
接着芯の種類
接着芯の種類はマスクやラッピング袋にも使われている不織布や布と同じ様に織られている接着芯。
綿で作られていてクッション性がある接着芯などいろいろあります。どうやって使い分けるか迷ってしましますよね。
私もそうでした。使い分けを一緒にみていきましょう!
接着芯 クッション性のないタイプ。ハリ感をだしてくれます。
- 不織布
繊維をいろいろな方向にからめて作られています。方向を選ばない。パリッとした風合い。バッグやポーチなどに使うと良い - 織りタイプ
生地と一緒で織ってつくられいます。布目があるので生地と布目を合わせて貼りましょう!洋服作りに相性がいいです。 - 編みタイプ
編んでつくられていて伸び縮みする、ニット用の芯地です。
やわらかい風合いになります。
注意点として接着にときに縮むので少し大きめに裁断するといいです。
ポイント
接着芯の色 基本は白・黒の2色、薄い色の生地には白、濃いの生地には黒を選びましょう
接着芯選びは生地の性質・厚さや使用する目的を考慮して決めよう!
薄い生地に厚い接着芯を貼ってしますとポコっとしわができてしまいうまく貼れません。生地の厚さに合った接着芯を選ぶことが大切です。
ソフトな風合いを出したいときは薄い接着芯。伸びる生地にはストレッチ性の接着芯もあります。
部分的なハリを出したければ生地の性質に適した硬さがある接着芯。
型がしっかりしたバッグや財布などには厚い接着芯。
こんな感じに生地の性質・厚さや使用する目的に合う接着芯を選びましょう!
キルト芯 クッション性のあるタイプ。ふくらみを出してくれます。
キルト芯には接着あり・なし 厚さの違いがあります。
ふっくらとクッっション性を持たせたいときに使います。
- 片面接着
- 両面接着
- 接着なし
メモ
ドミッド芯というものがあります。
ドミッド芯はふくらみのある綿と裏打ち材 (主素材の寸法を安定させたりする材料)の2層が一体となったもの。
違いはというと2層構造になっているのでよれずらく、型くずれしにくい。きれいな立体感ができるというところです。
接着芯の貼り方
接着芯が綺麗に貼れるかで作品の出来上がりも変わってきてしまうので上手く貼りたいですよね。
どんな仕上がりを目指したいというと、①しわがよらない!②ポコっと浮かない!③接着できてないところがない!など。
ではどうやって貼れば綺麗に貼れるかを一緒にみていきましょう!
あともう一つ接着芯を貼る時の疑問として、縫い代は一緒に貼るの?ということもお答えします!
接着芯を前面に貼る場合は
生地と接着芯は型紙より大きめに裁断します。
このとき生地を接着芯より1cmほど大きめに切った方がアイロンに接着剤がつかないのでオススメ。
- 生地の裏側を上にして、接着芯は接着面を下にして重ねます。
- あて布またはクッキングシートを重ねアイロンで押さえます。
- 貼れたら熱が冷めるまで待ちます。
- 型紙どおりに裁断します
アイロンかける時の注意点
- スチームはなし。ドライアイロン(低温または中温)
- 10秒〜20秒くらい上からアイロンをぐっと押さえます。少しずつ移動させ前面に当てます。こと時すべらさないないように気をつけましょう!
- アイロンが当たってないところがあると接着できていないところが残りポコっとなってしまします。
- 熱が冷めないうちに動かすと変形したり、接着が剥がれることがあるので注意です。
接着芯を縫い代に貼らない場合
縫い代が厚くなったり硬くなるのを避けたいときに。
- 縫い代なしの型紙を用意し、接着芯を裁断します。
- 生地は縫い代ありの型紙で裁断します。
- 前面と同じようにアイロンをします。
または前面接着し、縫った後に縫い代の接着芯をミシン目の際でカットしてもいいです。
接着芯を貼った布は洗濯して大丈夫?
接着芯を貼っていても洗濯はできます。
貼ってないと洗濯するとしわだらけになりますが、貼ってあると型を保ってくれます。
接着芯が綺麗に貼ってあると洗濯してもはがれず長く使えます。
今回は接着芯についてみてきました。いかがでしたか?
接着芯を貼るとハリがでます。型が崩れにくく安定するので挑戦してみてください。